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カジノが顧客獲得に向けて競争を繰り広げる中で、居心地の良い環境を整える必要が高まりを見せています。そのため、多くのカジノが美しい芸術作品を設けるようになりました。以下では、特定のテーマに沿った芸術作品を鑑賞できるカジノをご紹介します。
ベラージオ(ラスベガス)
ラスベガスのカジノでも最高のアート作品群を観たければ、ベラージオは必見です。
1998年にラスベガスのストリップに設立されたカジノ・ベラージオでは、たいへん貴重な美術品が展示されており、美術界とカジノ業界の双方を驚かせています。ベラージオは、重要な芸術作品とカジノを組み合わせたラスベガス初のカジノ賭博施設です。今では、「ベラージオ・ギャラリー・オブ・ファインアート」はラスベガスのカジノ・アートの代名詞となっていて、モネ、ホックニー、ピカソなどの著名なアーティストの作品が展示されています。常に新しい作品が鑑賞できるように、世界中の他の美術館やアートグループと提携して、定期的に作品を入れ替えています。
ヒッポドローム(ロンドン)
レスター・スクエアのヒッポドロームは、およそ120年にも及ぶ歴史を有しており、本記事でご紹介する施設のうち最も古い建物です。その長い歴史の中で様々な変化を遂げ、直近の2012年のリニューアルでは、世界でも有数の風変わりなアートショーが開催されました。メインロビーには、デジタルアーティストのトーマス・D・グレイ氏が制作した57枚のデジタルアートが展示されています。
パームス・カジノ(ラスベガス)
パームス・カジノは、施設全体がアート(特に現代アート)を強烈に印象づける作りとなっています。アンディ・ウォーホル、リチャード・プリンス、ジャン・ミシェル・バスキアなど、30人以上の世界的に有名なアーティストが参加しています。
カジノのメインバーの上には、物議を醸したダミアン・ハーストの彫刻「The Unknown」という、正方形のコンテナに分割された13フィートのサメが飾られています。全体に絵画、壁画、彫刻、ストリートアートなどが点在し、巨大なギャラリーを形成しています。まさにカジノと芸術の複合施設であり、まるでカジノが付属品のようにさえ見えます。
カジノ・ド・パリ(パリ)
ルーヴル美術館の中でカジノをすることはできませんが、カジノ・ド・パリでは洗練されたアートを楽しむことができます。歴史のある彫像や油絵が空間全体を彩っています。Clichy通り16番地に位置しており、現在では、賭博場というよりもむしろ、パフォーマンス芸術を支援する施設として知られています。それを象徴するのが、他に類を見ないカジノ・アートのアトラクションです。
エルテやジュール・シェレなどのリトグラフ職人による伝統的なスタイルのポスターアートをご覧になれば、長年にわたってパリの街を魅了してきた様々なエンターテイメントを思い起こすことでしょう。
アリア・カジノ(ラスベガス)
アリア・カジノは柔らかな波を描く2つの高層ビルで、建物自体がアート作品と言ってよいでしょう。ストリップ通りの中でも、昼夜を問わず目立つ存在ですが、建物の内側には、ラスベガスのカジノに負けないくらいに注目するべき芸術作品があります。ロビー、客室、カジノなど、どこを見ても興味深いアート作品がちりばめられています。
リチャード・ロング、フランク・ステラ、ヘンリー・ムーア、ナンシー・ルービンズ、マヤ・リンなど、アリア・ファイン・アート・コレクションの代表的な画家、彫刻家、芸術家たちの作品に出会うことができます。屋外では、ラスベガス市初となる公共スペースに設置されたアートコレクションが楽しめます。コレクションの中心的作品は、ムーアの「Reclining Connected Forms」です。